今日は労山に

M谷(仮名)と合流して今日の作戦会議。とりあえず青島ビール博物館には行きたいらしいけど、他が全然決まらない。ガイドブックによると労山が面白そうだったんで、1時間くらいかかるらしいけど、考えててもしょうがないんで行ってみることに。ホテルのフロントに聞くとタクシーで100元らしいけど、ちょうどホテルの前のバス停からバスでも行けるっているんで、せっかくなんでバスで行ってみることに。バス停の看板を見ながら、どこで下りるのか考えてたら、バスが来ちゃったんで、とりらえず乗車。M谷(仮名)がバス社内の切符入りのお姉ちゃん(中国ではバスに乗ってから、中に乗ってる切符売りの人に行き先を告げてお金を払うシステム。めちゃめちゃ人数が増えたら、お金払わなくてもバレない気がする)に話をして、どうやら3元らしい。安っ。最初は座れなかったけど、そのうち席が空いたんで一番後ろのいい席を(σ・∀・)σゲッツ!!
途中露店が並んでる停留所に停まった時に、おじさんがこっちに寄ってきて何やらしゃべってる。どうやら、『このバスは労山まで行かないから、オレのタクシーに乗れ』って言ってるらしい。労山行かないはずがないじゃんと思って断りつつ、結局どこで下りるのかわかんなかったんだけど、気がついたら終点。どうやら、終点だったらしい。
が、終点だけど、どう考えても労山じゃない。インターチェンジの入り口みたいなとこで下ろされた。どうやらここから8kmくらいあるらしい。さすがに歩きたくないなぁって思ってたら、当然のようにタクシーの運ちゃんが寄ってきて、1人5元で連れてってくれるらしい。そんな高くないし、乗せてもらったんだけど、走ってる途中に歩いてる人を見つけると乗っていかないかって声を掛けてる。人が増えると面倒だなぁって思いながら、見てたんだけど、3組目くらいでついにあいのりせざるを得なくなった。しかも3人も。つまり、運転席・助手席に1人ずつ座って、後部座席に4人。だから5元って言ってたんか。満車になって気分が良かったのか、やたらとペラペラと労山の案内を始める。かなり詳しく説明してくれてるけど、何を言っているか不明白。M谷(仮名)はさっき乗ってきたおばちゃんと話をしてて、どうやら韓国人だと思われたらしい。M谷(仮名)の話だと98%くらいの確率で韓国人に間違われるとのこと。うん、確かにどう見ても見た目は韓国人だよ。で、TamTamは上から下まで日本人みたいだと。
そうこうしてるうちに最初の入り口に到着。さっき言ってた5元に加えて入場料として1人50元取られた。確かにさっき入場料50元って書いてあったな。

入り口の写真。実際は帰りに撮ったんだけど。中国で撮った写真に自分が写ったの初めて。

以下、写真をつらつらと。ちなみに、ここから先に入るのにも10元かかった。一緒に来たおばちゃんたちはお金が惜しいのか入らなかった。何のためにここまで来たんだ?










こんな感じの像で一番上にあったやつの写真を撮ろうとしたら、住職みたいな人に止められた。どうやら、この人が今日誕生日なんで、今日は写真を撮っちゃいけないらしい。へぇー。


一通り見てまわって、ロープウェイで上ろうと思ったら、そこまでもタクシーで移動しなきゃいけないらしい。おっちゃんが寄ってきて、2人で50元って高いんだか安いんだかわかんないけど、とりあえずせっかく来たんだしと言うことで乗って行く事に。タクシーじゃなくて普通の乗用車だった。途中、停まったと思ったら、『ここが入り口だけど雨が降ったから今日は動いていない。この先の入り口まで行くのに2人で100元』とか言い出した。こいつ確信犯だろ。とりあえずこんなところで下ろされてもしょうがないんで、価格交渉して、80元にしてもらった。でも、『帰りの車はないから、待っててやるから往復180元』だって。とりあえず帰りの車があるかどうかは、行ってみてから考えるってことで、行ってもらった。
途中↓な写真のような茶畑が見えて『お茶は好きか?』って聞かれて好きだって答えたら、『オレの知り合いのお茶屋に案内してやる』と頼んでもいないのに、お茶屋さんに連れてかた。

お茶屋さんで出されたお茶。どうせ買わされるかお金払わされるんだろうと思ってTamTamはお店の外で待機してたんだけど、M谷(仮名)の話だと、お金は取られないし、お茶も美味しいから飲んでけばって言うんで飲んでみた。確かに美味しかった。でも、こっちは時間が限られているし、こんなとこで時間潰してる暇はないんだけど、かなり長々とお茶を飲まされた。ま、お金取られなかったからいいけど。

と言うわけで、到着。途中土砂崩れで道路がめちゃめちゃになってるとこがあった。去年の8月に土砂崩れがあったらしいけど、全然復旧させるつもりはないんだな。
ロープウェイ代が40元。さらに、懐中電灯がないと危ないって言うんで5元の懐中電灯を売りつけてきた。小学校の理科の実験で作るような、ショボい懐中電灯で胡散臭いと思いながら、おばちゃんが『暗いと頭ぶつけて大変だよ』って面白く説明してくれるもんだから、ネタとして買ってみた。懐中電灯って言っても豆電球がついてるだけで、全然暗かった。こんなんで役に立つのかよ。
ロープウェイ乗り場。
ロープウェイって言うか、いわゆるリフト。たぶん金属劣化で誰かが死ぬまではメンテナンスしないんだろうな(^_^;;


晴れてればすごくいい景色が見えたんだろうけど、雨上がりで霧が凄くて全然綺麗じゃなかったよぉ(>_<)


洞窟はこんな感じです。フラッシュ焚いてるから明るいけど、実際は豆電球のような懐中電灯がなかったら進めませんでした。おばちゃん疑ってゴメンよ。気分は川口浩な感じでした(笑)




頂上の岩のところで行き倒れるM谷氏(仮名)。


頂上に登った後はひたすら下りてくるだけでした。地元の人たちはロープウェイ使わずに歩いて上り下りしてました。