ドラリオン

サルティンバンコキダムアレグリア2と連続で観てるシルク・ドゥ・ソレイユの公演。今回は最高傑作と言われるドラリオン。って、毎回最高傑作って言われてるきがするけど(^_^;;
と、言うわけで原宿の新ビックトップへ。いつも思うけど、常設じゃないのに、こんな施設を作るのって凄いよなぁ。今回の席はBブロックの最前列。やっぱシルクを観る時は最前列じゃないとね。開演10分前からいつものように開演前のパフォーマンス。最前列なんで、すぐ目の前をパフォーマーが歩くんでちょっと緊張(笑)握手しようかと思ったけど、緊張してできなかったし(^_^;;
公演は相変わらず人間技とは思えない演技ばっか。人間ってこんなことできるんだなぁって関心させられるなぁ。さすがオリンピック級のメンバーが揃ってるだけあるな。でも、すごい技だけじゃなくて、コミカルで面白いところがあるのがシルクのいいところ。毎回観客でステージに登らされる人がいて、いつも狙ってるんだけど、なかなかチャンスが来ないなぁ。ってか、今回はあらかじめ素人役の人が決まってたっていうかパフォーマーだった。素人にしちゃいい味出してるなぁって思ってたら、ダンスの振り付けが完璧にしこまれてたとこで気づいた。
それまでめっちゃおもろい素人だなぁって思ってたんで幻滅(-_-メ 靴の中に中敷きが仕込まれてたり、きれいにトレーナーを脱がされたり、出来すぎてるなぁって関心してたのに、見事に裏切られた(T_T)お客を喜ばせるのはいいけど、騙すのはどうかなぁ。何か最近やたら多いやらせっぽい感じがして、いい気がしませんでした。
騙されたと思ったからかわかんないけど、これまで観たシルクの中で一番満足感が少ない気がしました。個人的には力技系が好きなんだけど、どっちかって言うと女性的な演目が多い気がしたのも一因かも。で、一番良かったのはシンプルに『玉乗り』。今までありそうでなかったのが良かった。命綱とかなく、正真正銘一発勝ってとこも良かった。あと、トランポリンも地味に良かった。単純に飛ぶだけじゃなくて、壁を登るって要素を加えるだけでこんなに不思議な感覚になるんだなぁ。技的にはそれほど高度な技じゃないと思うけど、着眼点が良かったな。
全体的には年々満足度が下がってる気がするけど、たぶんまた次も行くんだろうな。ってか、両親がゴールデンウィークに上京してくるんで、その時にまた観に行くかも知れないけど。たまには親孝行もしなきゃって。