死体は知っている(上野正彦 著)

今週も浴室乾燥の中で読了。ちょうど2時間くらい。著者の上野さんは法医学者で、実際にあった事件をノンフィクションで書いている作品。ノンフィクションとは思えないくらいドラマチックな内容。さすが監察医経験30年で検死した変死体が2万以上なだけあるなぁ。特に飛行機墜落事故の乗客の特定の話は作り話としても出来すぎなくらいの話だし。
元々は1994年に発刊されたらしいけど、14年経った今読んでも全然内容が色あせてないし。まぁ、当時の最新技術だったDNA鑑定は今では当たり前のように使われてるとこくらいかな。
中学生くらいの時に読んでたら、きっと感化されて法医学者を目指してたんじゃないかなってくらい引き込まれる内容でした。

死体は知っている (角川文庫)

死体は知っている (角川文庫)