命の尊さ

ネットしてて見つけた、とある産婦人科のお医者さんのブログです。過労で2人のお仲間が亡くなってしまったそうです。TamTamはブラックジャックに憧れて外科医を目指したものの、絶望的に国語が苦手で国公立の医学部には入れないし、かと言って私大の医学部に入れるような経済状況じゃないので、薬学部に進み、製薬会社で働いてます。
仕事でお話を伺うDrは薬の開発関係でお話を伺うお偉い方ばかりなので、実際に患者さんに接している時間はどちらかと言うと短いDrばかりなので、医療現場のキツさがわかりませんが、こうやって実際の現場の話を聞くと本当に大変な職場なんだと痛感します。
自分の命を削ってまで患者さんの命を救うということは、もし自分がDrになれたとしても出来ないのではないでしょうし、Drだけじゃなくナースも本当に大変な仕事だと思います。仕事に命を掛けると言う点では、TamTamも2年前の2005年の夏頃は大した商品ではないけど、ほんと命がけで仕事をしていて、万が一この商品を発売できないことがあったら自殺しようと思い、会社のPCのデスクトップに遺書を置いて仕事をしていたのを思い出します。その当時に比べると、今の『ぬるい』仕事に嫌気が注してます。部課長からは『残業をつけなさい』と常々注意されますが、こんな『ぬるい』仕事をして給料をもらっているのが会社に申し訳ないし、自分にも納得できないし、残業なんてつける気になれません。
話がそれましたが、TamTamの母親は10年ちょい前に末期に近い直腸癌を患い、もって半年と言う状況から大手術を行い奇跡的に助かり、人工肛門を使っていますが今も元気に生活しています(最近は糖尿病の具合が悪いようですが、入院するほどではないみたいです)。当時執刀されたDrのお名前は存じ上げないのですが、聞いた話によると消火器外科で有名なDrだったようです。
最近よく産婦人科医が不足していると言う記事を見かけます。産婦人科医の過労死と言う記事も見かけます。新しい命を産み出すという最も尊い仕事をされている方が、その仕事を大切にし過ぎるゆえに命を落とすと言う現実。
TamTamは何もすることはできませんが、せめて少しでも多くの人に現実を知ってもらえたらと思いエントリーしました。