ミナモザ

瀬戸山美咲さん主催のミナモザの約1年ぶりの公演。前回公演がかなり良かったんで、期待が大きいものの、直前に川島早貴さんが降板して急遽鈴木オルガさんが代役に立ったと言うのがちょっと不安。2人とも個性があって好きな役者さんなんだけど、個性が強いからこそ、代役が立った時の影響が大きくなるだろうからちょっと心配。そんなこと言っても代役だろうが何だろうが、オルガさんが出てることには変わらないんだから、オルガさんのミナモザを楽しむことにしよう。
天気もいいし、ひさびさにチャリで遠出しようと思ったら、前の用事がちょっと長引いたのと、近道しようとしたら、道に迷ってかえって時間かかっちゃったんで、やむを得ず秋葉にチャリを置いてJRで行くことに。
受付で、こないだのメトロの時と同じく、北海道土産の『じゃがポックル』を差し入れてみた。喜んでもらえたみたいなんで満足。ってか、何で受付が川島さんなんだ?都合悪くなって降板したんじゃなかったんだ。
開演25分くらい前だったんで、先客は3人しかいなく、難なく指定席の左最前列をキープ。セット的には右最前列の方が良さそうな感じだけど、右はすでにキープされてた。で、セットだけど、なんだかわかんないけど、かなり手が込んでる。何となく、今回の摩訶不思議なタイトル(0.7+0.5≠1.0+0.2)に合ってる気もする。このセットでどんなストーリーになのか楽しみに思いながら、今ここまで書き終えました。
観終わっての感想。うぅーん。また瀬戸山さんの目指す方向が見えなくなってきた…。キャスト的には問題なかったし、ピンチヒッターのオルガさんも少ない時間の中で役をしっかり自分のものにしてたと思います。やっぱ川島さんの方がしっくり来たと思うけど、最初からオルガさんだったと思えば全く問題なかったと思います。音響は可もなく不可もなくって感じだったけど、照明は良かったと思います。結局のところ台本の問題になるのかも知れないけど、正直物足りなかったです。もっと大きいことを表現したいと思いつつ、うまく表現出来てなくて悔しいんだろうという感じは伝わってきたけど、それを表現できてこそプロだと思うんで、あえて辛口にいってみます。って、いつも辛口な気がするけど。瀬戸山さんに出来ないんだったら何も言わないけど、出来るはずだからこそ言ってみます。今回の台詞じゃないけど、作品が世界が閉じる方に向かってる気がします。
かなり辛口に25点。