有馬記念回顧

うん。やっぱディープは強かった。でも、有馬で強い競馬といえばシンボリクリスエスが思い出されるけど、どうせだったらそれくらいの『インパクト』を残して欲しかった。毎回きっちり勝ってるからそれ以上を望むのは酷かも知れないけど、これだけ社会現象になるくらいの馬にしては『インパクト』に欠けたと思う。ディープが生涯最も『インパクト』を与えたレースは何だったんだろう。あと何年かしてディープの子供がデビューするころにはディープは『強かった』ってことしか記憶に残ってないのではないかと思う。オグリの引退レースの有馬記念や、トウカイテイオーナチュラリズムと叩きあったジャパンカップや1年ぶりの出走でビワハヤヒデをねじ伏せた有馬記念といった印象に残るレースがないと思う。TamTamはシンボリルドルフをリアルタイムで観てないからわからないけど、ルドルフも『インパクト』に欠ける生涯だったのかな。
で、レース回顧。善臣先生の乗り方には文句がないんで、アドマイヤメインは現状では力不足でした。それでも2着のポップロックから0.4秒差は上出来だったのかな。期待のドリパスは直線前をさばくのに手間取って生涯初の4着。脚色は明らかにダイワメジャーよりも良かっただけに痛恨のハナ差でした。複勝買ってたTamTamにも痛恨(^_^;それでも2冠馬メイショウサムソンにはしっかり先着してるし、来年は十分期待できるでしょう。思ったけど、今年ドリパスは8戦して、8戦全部メイショウサムソンと同じレースだったんだね。5勝3敗だけど、最優秀3歳牡馬はメイショウサムソンになっちゃうんだよね。ちょっと複雑。