去年に続いて誕生日にミナモザ観劇。来年も行けるかなぁと思ったら、来年は6月公演みたい。残念w
今回の作品はミナモザの舞台写真を撮影している服部貴康さんをモデルにした作品とのこと。ノンフィクションではないけど、実話を元に書いた作品。ってか、パキスタンで強盗団に誘拐されたのがノンフィクションってのがすごいww
で、作品だけど、相変わらず瀬戸山さんの作品は、心臓を素手で握りつぶすような感覚に襲われる。出演してるのは6人だけど、役柄としては25人分。以前の瀬戸山さんだったら、きっと8人とか10人とか出演してたに違いない。去年の第13回公演の『国民の生活』から悟りを開いたのかな(^^ 主演の西尾さんは坂本役だけだけど、そのほかの人は1人で複数の役柄をこなしてる。そんな中でも、やはり中田顕史郎さんの演技はすばらしかった!こういうすばらしい役者がいると、脚本書くのも楽だろうな。あと、主演の西尾さんの鬼気迫った演技もすごかった。ってか、激し過ぎて、ひじから血が出てたし・・・。始まる前にひじにカサブタがあるなぁと思ってたら、途中のゴタゴタしたシーンで血が流れてた。個人的にはそれほど気にならなかったけど、あまりにも激しいシーンは好き嫌いがわかれるから、あんま良くないんじゃないかなとも感じました。
基本的にはすごくいい作品だったと思うけど、あえて苦言を言うと、ちょっと間延びした感じがしないでもないな。やはり2時間はちょっと長い気がしました。特に、最初の1時間はちょっと残念。隣に座ってたおっちゃんは居眠りしてたし(^_^;; まぁ、いくつものシーンを組み合わせてるから、時間がかかるのはしょうがないんだろうけど、個人的には1時間半くらいに凝縮した方がいいかなと思いました。
去年の秋の『ファミリアー』を100点とすると、85点くらいな感じかなぁ。でも、心に訴える力は今までの作品の中で一番強かったな。