ミナモザvol.9『八月のバス停の悪魔』終了

うぅーん、感想としては・・・『普通に面白かった』かな。いや、『普通にとても面白かった』と言うのがしっくりするかな。いやいや、『とても面白かったけど、普通だった』が一番いいかな。良くも悪くもよくまとまった内容に思えました。完成度としては、今まで見たミナモザ公演の中でも、一番高かったと思うけど、『ミナモザらしさ』をあまり感じられなかったかも知れません。なんて言うか、瀬戸山さんじゃなくても書けるんじゃないかって思えてしまいました。そりゃ、伝えたいことはきちんと伝わって来たし、各出演者の役もバッチグー(死語)だったんだけど、何となく物足りなく感じてしまいました。なんだろ、自分でも良くわかんないけど、例えば今回と同じ内容を5人とか6人とかでやって欲しかったのかな。9人であの内容だと『普通に面白い』で終わってしまったのかも。
と、好き勝手なこと書いてるけど、完成度は一番高いと思ったから、もっとたくさんの人に観てもらいたかったな。千秋楽の公演だったのに、椅子の数も少なくて、空席も目立ってた気がするし。と、空席が目立ってたんだけど、なぜかわざわざTamTamの隣に座る人がいたし。せっかくいつも通り指定席(?)の左最前列をキープして、最前列はガラガラだったのに、あえて隣に座って来られた(-_-) メモ取ってたから、どっかのブロガーさんなのかな?
で、順序が変だけど、感想を。キャストの中で一番良かったのは五六役の中川浩六さん。ハマり過ぎてて何度も笑っちゃいそうになった(笑) まさにこの役をやるために役者をやってるかのようなハマり方だった(笑)
主役のキリコ役の木村キリコさんもハマり役。ってか、木村さんありきで話が作られてるような感があったから当然かな。眼力(めぢから)がある役者さんはやっぱいいね。あと、ハマリ役と言えば鈴木オルガさん演じるネネ。この役は他の人じゃできないよね。ちょっとズルいよなー(笑)